高専生2度目の短期留学!in NZ🇳🇿

留学日記

こんにちは!

現在トビタテ15期生として
カナダのウォータールーに留学しているHiroです!

本記事では、
高専生が体験した2回目の留学のことについてお話しします!

本記事を読めば、

・なぜ2度目の留学に行ったのか
・どんな形で留学をしたのか
・2度短期留学を行って何を感じたのか

このようなことをお話ししています!

僕が経験した留学経験は
以下の記事に書いてあるのでぜひ読んでいってください!

 高専生、2度目の留学

なぜ僕が高専在学時に2度の留学を行ったか。

初めての留学で感じた悔しさを晴らしたい、
海外で工学を学ぶという体験をしたい

と思ったからです。

初めての留学日記は以下の記事なります!

初めての留学はとても楽しく、
新しい発見が多い留学となりましたが、

それと同時に
自分の英会話力の低さを痛感した留学でもありました。

オーストラリアから帰国後、
英会話教室には高いモチベーションで通い、
英会話教室のスタッフさんからは、

職員さん
スタッフさん

オーストラリアから帰ってきてからすごく成長しているね!

と言われていました。

自分ではあまり実感がなかったのですが
人から言われると嬉しいものですね。

それを1年間続け、
自分では日常会話は少し自信を持てるようになりました。

なので、2度目の留学では
日常会話で不自由なく過ごすことを目標にしつつ、
海外で工学を学ぶという経験を得たいと思っていました。

これが僕が二度目の留学を決意した理由です。
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 ニュージーランド・ダニーデンへの留学

僕が2度目の留学で行った場所は、
ニュージーランドのダニーデンという場所になります。

ダニーデンはユニークな風景と豊かな歴史と文化に満ちた都市です。
南島南東部に位置するダニーデンは、
スコットランド移民が開拓した歴史ある街です。
賑やかなバーや美味しいレストランがあります。
それに加えてかなり急な坂道が多い街です。

ニュージーランドは多民族国家ということでも知られており、
数多くの国籍の方がいたのを覚えています。

そして、今回の留学はオーストラリアに行った時とは別で、

僕が在籍していた大阪府立大高専
(現:大阪公立大高専)のプログラムで留学に行くことができました。

そのプログラムというのが、

大阪府立大高専と神戸高専との
オタゴ・ポリテクニック短期留学というものでした。

これもまた全て実費での留学です。
(これも両親が全て出してくれました)

留学の内容は英語会話に関する授業だけでなく、
工学の分野も学ぶプログラムになっていました。

僕は高専で化学を専攻しようとしていたのですが、
化学のコースはなかったので土木・建築コースに参加しました。



オタゴ・ポリテクニックで何を学んだのか

オタゴ・ポリテクニックはニュージーランドの総合国立専門学校です。
全校生徒8,000人の大規模な学校で幅広い分野の資格を提供しています。
オタゴ・ポリテックには、ニュージーランド政府の高等教育委員会によって公表されている「研究の業績を準拠とする研究資金制度」に基づいて運営されています。
200時間3ヶ月のインターンシップ(高専のインターンシップの上位互換みたいもの)がついてるコースが多く、卒業後の就職率も安定しています。

僕はエンジニアのコースにいたので、
感覚としては高専のニュージーランド版のように考えていました。笑
先ほどもお話ししたように、
オタゴ・ポリテクニックでは英会話だけでなく、
土木・建築の内容を学びました。
具体的にどんなことをしていたか
お話していきます!
  • コンクリートの耐久実験
内容はコンクリートを材料から作って、
その材料でどのグループが一番耐久できるかというものでした。
僕がオタゴ・ポリテクニックに留学した時は
高専2年生の3月でした。
高専では2年間の実験実習というものを経験していましたが、
英語での実験実習は初めてで、
専門用語が全くわからないなど苦労もありました、、、
ただ、この実験を終えた後は
自分たちでそれを乗り切って
無事に実験を終えることができました!
  • タワーの耐久実験
この実験は、
木の棒とボンドだけ渡されて、タワーを作りました。
その後、そのタワーの上にバケツを置き、
どのぐらいの重さに耐えれるかという実験を行いました。
この実験では絶対に忘れられないエピソードがあるんですが、
その際に担当してくださっていた先生の訛りが強すぎて、
何を言ってるか本当にわからなかったんです。
先生の英語をカタカナに表すことになりますが、
ずっと先生は、

テア!テア!

と言っているんです。
僕らはもちろん、
Hiro
Hiro

テア????
テアって先生めっちゃ言っているけどなんのこと?

と思っていました。
でもそれはタワーのことだったんですね。
この時に英語の訛りで
ここまで意思疎通が難しくなるということを初めて知りました。
ニュージーランドは元々イギリスの植民地なので、
我々日本人には馴染みのないイギリス訛りの英語の洗礼
(その先生が特に訛りがきつかったかもしれませんが)
を受けた瞬間でした。笑
ただ、この実験もなんとか先生にしつこく質問していき、
無事に終えることができました。
  • 現地の学生が受けている講義への参加
僕が技術者として海外で働いてみたいと思うようになったのは、
この講義への参加が大きなきっかけとなりました。
僕たちは現地の学生が受けている講義へ
ゲスト的な立場で参加させてもらっていたのですが、
専門用語がわからないし、
授業のスピードにもついて行けていない状況でした。
そこで現地の学生と、
教授がああでもないこうでもないと
熱く議論を交わしているのを目の当たりにしました。
しかもそれは1人だけでなく
その議論に次から次へと学生が入っていくのです。
高専生のことを悪くいうつもりは一切ないのですが、
僕が滞在していた高専は、
僕を含めて先生と
積極的に議論を交わすほど
モチベーションが高い学生はほとんどいませんでした。
Hiro
Hiro

講義は眠いし、
実験実習もめんどくさいし、
レポートは多いなぁ。

ずっとそう思っていました。
ただそのオタゴ・ポリテクニックで
学生と先生が熱く議論しているのを目の当たりにした時、
自分はこのままではダメじゃないか。
なんのために学校へ学びに行っているんだ。
と感じました。
それと同時に将来、
このようなモチベーションが高い人たちと一緒に仕事をしたいな。
日本よりも海外の方が、
家族と過ごす時間を重きをおいている文化も素敵だな。
と、ぼんやり思うようになりました。
そこから僕は
技術者として海外で働いてみたい
と感じるようになりました。
これらが僕がオタゴ・ポリテクニック研修と通して学んだことです。

 滞在先のお話し(ホームステイ)

ニュージーランドでも
ホームステイをさせてもらっていました。
写真はホームステイ中の僕の部屋です。
家族構成は中国人のご家庭でした。
若いホストファザーと、
若いホストマザー、
そして息子さん(6歳?)でしたね。
とても優しい方でとても僕に気にかけてくれていましたし、
週末はダニーデン周辺をドライブに連れて行ってくれていました。
また、漢字の話題ですごく盛り上がりましたね。
「月」や「山」などの漢字を書いて、
これは中国ではどういう意味?と聞いたら全く一緒で
これは面白いな!という会話をしたことを覚えています。
共通の話題や盛り上がれる話題を見つけることが、
違う文化を持った人との距離を縮めていく一つの方法
かもしれません。

 ダニーデンの観光地

ここではダニーデンの観光スポットをいくつか紹介したいと思います。
  • Dunedin Railway Station

ホームの写真しか持っていなかったのですが、
とてもおしゃれな駅でした!
内装も外装も日本の駅では考えられないほど美しかったですね。

この時にしっかり写真を取らなかったことを後悔しています、、、笑

  • Baldwin Street

こちら世界一急な坂道!です!

この坂道はダニーデンを象徴する坂道で

その勾配はなんと35 %!

ギネスブックにも掲載された正真正銘の「世界一の急坂」ですね。

悔しいのですが写真では本当にこの急さがわからないんですよね。笑

この写真でも相当急だな〜と思うんですが、
体感はこんなもんじゃないんです!!

これが坂の上から見た景色です。

坂が急すぎて途中の道が見えません、、、!

気になる方は是非行って、坂道ダッシュしてみましょう👟

  • Tunnel Beach

Tunnel Beach(トンネルビーチ)は、
私有地の牧場内に作られた遊歩道で訪れる浜辺です。

入り口からビーチに着くまで
かなり距離が長いので
歩きやすい靴で行くことをお勧めします!

20分ほど歩くと、ビーチに到着しました!

休日に行ったにも関わらず、
すごく静かで落ち着いた雰囲気でしたね。

この写真、
なんだかMacのデフォルトのホーム画面みたいで
自分では気に入っています笑

これらが僕がホストファミリーに
連れて行ってもらった観光スポットになります!

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 2度の留学を終えて違うものを得ることができたのか

最後に高専生の間に2度の留学を行い、
何がどう変わったのかお話ししたいと思います。
初めて留学後も、2度目の留学後も、
それぞれ違う課題点が出てきました。
初めての留学は日常会話の部分で悔しい思いをしたこと。
2度目の留学は専門分野を英語で理解、
議論することの難しさを知り、
悔しい思いをしたこと。
それぞれ感じるものは違いました。
ただ、2度目の留学では、
新しい課題点を見つけることができたので
そこは自分の中で成長したのではないかなと感じます。
自分の夢に向かって1つずつ、
課題点を見つけては潰して、
見つけては潰していく。
これをこなしていくしかないと、
気がつけるようになりました。

 2度の短期留学を経て高専生として何を感じたのか

もっと世界を見て、自分が世界で活躍できるように成長したい
と感じるようになりました。
今まで自分が考えていた世界は日本だけで、
日本中心に自分を考えていたけれど
2度の留学を経て世界はもっと大きくて、
いろんな文化があって、
より進んでいるなと感じました。
その時に僕は、もっと世界中を見て
世界でも通用するような人材になって世界を飛び回りたい
という夢を持つようになり、今もその夢を抱いています。
これを読んでいる高専生が、
留学をしても僕のような考え方にならないかもしれません。
それでも僕は全然いいと思います。
正解なんていうのはないので。
ただ、海外と日本を見た上で自分の居場所を決めるのか
日本だけを見て自分の居場所を決めるのかでは、
全く違うと思います。
個人的には、
高専生は知識も技術も豊富なので
日本だけを見ているのは少しもったいないと感じます。
高専生の技術力は海外でも十分に通用すると思います。
海外を見ることで、
日本の良さに気がつけたり課題点を見つけたりできますしね。
どんな留学でもいいので
一度日本の外も見てみてはいかがでしょうか。
1人でも多くの高専生が留学にチャレンジできますように。
では!
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