【アメリカ・イギリスへの留学希望者必見】笹川奨学金とは?

留学に関する奨学金

こんにちは!

トビタテ!留学JAPANの15期生として
ウォータールー大学に研究留学しているHiroです!

本記事では、
海外留学のための奨学金
笹川奨学金
(Global Leaders Scholarship)
について紹介します!

本記事を読めば、

  • 笹川奨学金とはなにか
  • 他の奨学金とは何が違うか
  • 応募要件等

これらがわかります!

今までいろいろな
奨学金の要件等を見てきたうえで
本奨学金はおすすめできると思ったため
こちらでお話しします!

こちらは2023年度の
募集要項から抜粋したものになります。

あくまでも、
この記事は僕の独断と偏見が
たくさん詰まったものになります。

公式ホームページはこちらになります。
応募される際は公式ホームページを確認してくださいね。

 笹川奨学金とは

笹川奨学金は、
社会課題の解決に意欲があり、
海外で学ぶことで成長したいと考えている方
を対象とし、年齢制限を設けずに募集している

とのことです。

特徴の一つとしては、
説明会を全国各地で行っていることです。

東京やその他の大都市だけでなく、
地方でも個別に高校を訪問したり、
説明会を開催しているとのことです。

ですので、
こちらの奨学金に興味がある方は
説明会で疑問点などを
しっかり聞いておくことが重要だと思います!

申請書に書くことのヒントを
得ることができるかも知れません笑

 笹川奨学金を紹介する理由

秋期に応募するのであれば、

  • 入学が決定していなくてもいい
  • 支給額がかなり手厚いから
    留学にための奨学金(特に返済不要なもの)は、

既に入学が決定している者がかなり多いです。

ただ僕からして、

  • 可能であれば奨学金を取れたらいきたい
  • 海外留学にはいきたいけど、金銭面が心配。
  • 金銭面を気にしなくてもいいなら、
    海外留学に行きたい!

こんな方もいらっしゃるのではないのでしょうか。

僕は断然後者です。笑
ですので、
春期であれば
入学が決定していないといけないそうですが

秋期であれば
入学が決定していなくとも
応募できるとのことだったので

こちらで紹介します!

ただし、奨学金が合格したら留学する
という気持ちでは難しそうです。
あくまでも正規学生として留学する

という前提での応募になりそうです。

加えて、年間の支援金が手厚いです。

比べるのは色々間違っているかもしれませんが、

僕が現在支援を受けている
トビタテ!留学JAPAN
よりも受け取れる支援の額が大きいです。

これも紹介する理由の一つです。

 支援内容・支援期間

 奨学金の支給額

米国大学進学の場合

年間$ 95,000(約1,400万円)
を上限の目安として奨学金の支給があります。

内訳は、

  • 授業料
  • 寮費(食費含む)
  • 大学より直接請求を受け支払う経費
  • 及び定額の生活費支援として
    年間$ 15,000の支給

英国大学進学の場合

年間£65,000(約1230万円)
を上限の目安として奨学金の支給があります。

そのうち大学毎に必要とされる費用
(授業料、寮費、保険料)については、
必要とされる額を算出したうえで
年間£54,000を上限の目安として支給があります。

また、保険料については
英国の国営健康保険を対象に
上限を£3,000及び定額の
生活費等支援金をして
年間£11,000の支給があります。

また、
現在の居住地から留学する大学への
旅費交通費(最短経路)について
往路・復路分を一回限り支給されます。

これはかなり支給額が大きいのではないでしょうか。

仮にハーバード大学に入学するとして、
1年度の費用は、
学費が約$53,000で、
生活費が約$ 20,000らしいです。
詳しくはこちら

オックスフォード大学に入学する場合では、
1年度の費用は、
約£ 40,000とのことで、
こちらも奨学金で十分カバーできると思います。

さらに往復の交通費も別ででるということ、
これはかなりありがたいですね。

 奨学金の支給期間

  • 米国大学の場合は通算4年間
  • 英国大学の場合は通算3年間

卒業時期は、
入学年次から起算して5年以内を原則とします。

休学等の期間、
上記で定めた期間を超える機関の費用については支給されません。

 選考スケジュール

こちらのスケジュールは、
2023年度の募集要項から抜粋したものです。

①応募受付
秋期:2023年7月27日~8月16日
春期:A日程 2023年12月21日~2024年1月11日
B日程 2024年1月11日~4月4日

②書類審査
秋期:2023年8月~2023年9月
春期:A日程 2024年1月中
B日程 2024年4月初旬

③面接
秋期:2023年9月中旬~下旬
春期:A日程 2024年2月3日、4日
B日程 2024年4月20,21,22,23,24日

③合格発表
秋期:2023年10月頃
春季:A日程2024年2月初旬以降
B日程2024年4月末までに通知

このスケジュールを見ると、
倍率はありえないほど
高いというわけではないのかなと思います。

例えば応募受付が春期のB日程だとします。

4月4日に締め切って、
書類審査が4月初旬に終わって
面接が4月の下旬に行われて、
発表も4月末までに行われます。

トビタテの場合と比べると、
以下の図のようになります。

かなり選考に時間がかかっていることがわかりますよね。

結果的に我々15期の倍率としては、
まとめると7倍ほどでしたからね。

これよりも倍率が低いのではないかな。
と、感じています。
(真相はわかりませんが。笑)

 応募要件

 求める人材像

ここではいくつかのことが書かれていますが、
僕が申請書を書く気持ちになって、
大事だと思ったところをピックアップします。

  • 社会の様々な問題に関心があり、
    課題解決を通じて社会貢献を目指す意識
  • 留学を通じ、
    幅広い視点から学問・知識を習得しようとする意識
  • 異文化の中に身を置くことにより、
    多様性を理解した上で行動しようとする姿勢
  • 考え方や言語の異なる人々と積極的に関わり、
    協力を進める意思

これらが
僕が大事だと思う求められる人物像です。

ここの情報は
申請書を書くにあたってかなり大事だと思っています。

この求められる人材像に
いかに自分があてはまっているのか

これをアピールする必要があります。

ですのでここは絶対に読み飛ばさず、
自分の経験などを照らし合わせて
申請書を書くことをおすすめします。

 対象となる大学・支援予定人数

①対象となる大学と専攻分野

対象となる大学はこちらをご覧ください。

専攻分野については特に指定はないそうです。
そして編入学は原則として本奨学金の対象になりません。

②支援予定人数

2024年度留学生については
最大40名程度の奨学金支給を予定

 応募要件

ここでは、
特に注目する必要がある応募要件を
ピックアップします。

  • 本奨学金を
    米国大学については4年間、
    英国大学については3年間にわたり
    受給することに合意した者
  • 国内の他の給付型奨学金
    (総額100万円以上)を受給していない者。
    ただし、国内外の返済義務のある奨学金、
    海外の給付型奨学金などとの併給は可とする。
  • 2024年6月末までに
    高校と同等の教育機関における教育課程
    を修了予定、
    もしくはすでに卒業した者
    (高専については3年修了予定またはすでに終了した者)
  • ちゃんとビザを取れること
Hiro
Hiro

最後の箇所が高専生にとってはハードル高いかな~

と思いました。
5年までいくことができないってことですからね。

高専3年生で途中でやめて、
そこからアメリカやイギリスの大学や
カレッジに応募することになりますからね。

ちゃんとビザを取れること

ギクッとしますね~笑

トビタテの要件にこれがあったら僕は
トビタテ生になれなかったのでしょうか。

色々ゴタゴタがありました。

ビザ取得を侮ってはいけません。笑

僕の失敗談は以下になります

 Hiroの感想

まず、学費だけでなく生活費も含んで
奨学金の金額が考えられている点が
すごくありがたい奨学金であると感じました。

これはあくまでも所感ですが、
この奨学金を得るためにはある程度、
ビジョンが見えていないと難しそうです。

秋期では進学先が確定していなくても
応募できるということでこれはありがたい
制度だと感じました。

それでも、
奨学金に受かったら海外留学する。落ちたらしない。
という選択肢は少し難しいかもしれません。

少なくとも対象大学に受験はする!
という気持ちで応募したほうがいいと思いました。

また、
募集要項には広報活動にも言及されています。

本奨学金を得ることができて、
留学ができた時には広報活動をする
学生が好まれそうです。

申請書を書く際は広報力にも
触れながら書くといいかもしれません。
(あくまでも個人の見解です)

奨学金の停止、返還については
特に変わった規程はなかったので
今回は言及していませんが

違反すると奨学金が停止したり、
返還しなければいけないこともあるため、

ご自身でしっかり理解するようにしてください。

トビタテ!留学JAPANや
ヴルカヌスのような
正規留学ではない奨学金ではありませんが、

その中でも応募のハードルが低い
と感じた奨学金をご紹介させてもらいました!

では!

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