こんにちは!
現在トビタテ!留学JAPAN15期生として
研究留学しているHiroです!
本記事では
理工系学生を対象とした
EU加盟国における研修プログラム
ヴルカヌス・イン・ヨーロッパを紹介します!
ちなみに僕は申請しましたが、
書類審査の時点で落ちました。
なのでアドバイスはできませんが、
理系学生にとっては
とても素晴らしい制度なので
ぜひチェックしてみてください!
公式の募集要項はこちらのリンクになるので、
チェックしてみてください!
本記事を読めば
- ヴルカヌス・イン・ヨーロッパ プログラムとは
- トビタテ!留学JAPANと何が違うのか
- 僕が考えるトビタテとヴルカヌスの優劣
これらの事に
僕の独断と偏見
を交えながらお話ししていきます!
ヴルカヌス・イン・ヨーロッパ プログラムとは
日本の理工系学生を対象に1年間EU加盟国(※)
でインターンシップと
語学研修を行うプログラムです。
アイルランド、イタリア、エストニア、オーストリア、オランダ、キプロス、ギリシャ、クロアチア、スウェーデン、スペイン、スロバキア、スロベニア、チェコ、デンマーク、ドイツ、ハンガリー、フィンランド、フランス、ブルガリア、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、マルタ、ラトビア、リトアニア、ルーマニア、ルクセンブルク
簡単に言えば、
全国の理工系学生が、
1年間EU加盟国でインターンシップできますよ!
というプログラムです。
めちゃくちゃ魅力的ですよね。
しかも理工系学生に特化しているプログラムです。
次に、プログラムの内容です。
プログラムの内容(2024年度)
- 派遣期間
約1年間(2024年 4月〜2025年 3月) - 内容
⑴ 欧州セミナー(ブリュッセル)
・・・4月(約2日間)
⑵ 語学研修(EU加盟国各地)
・・・4ヶ月間(2024年 4月〜8月)
⑶ 企業研修(EU加盟国各地)
・・・7ヶ月間(2024年8月〜2025年3月) - 奨学金
⑴ 欧州セミナー受講料、
語学研修中の授業料および
ホームステイ(又は寮)の費用は、
日欧産業協力センターが負担
⑵ 渡航費用や語学研修中の費用として、
日本出発前に80万円を支給
⑶ 企業研修中に現地において
原則として5,775ユーロ
(2023年10月現在91万円)を支給
※国の補助金で運営しているため、
都合により予定が変更されることがあるそうです
まず、金銭面の援助がすごすぎます。
語学研修にかかる費用を負担してもらい、
語学研修中の宿泊代も負担してもらえる。
しかも留学準備金で80万円の支給、
かつ企業研修中は91万円の補助が出ます。
至れり尽くせりです。
そして、
支給型の奨学金のため、返済不要です!!
正直、金銭面だけみたら
トビタテの支給額と比べ物になりません。
これらに魅力を感じて僕は応募しました。
(落ちましたが。笑)
さて、こんな高待遇なプログラム、
どのような学生が応募できるのでしょうか。
募集要項
- 応募資格
日本国籍で、日本の大学の学部3,4年生、
大学院生、高専の専攻科生
TOEIC 650点以上
IELTS(Speaking)6以上
TOEFL iBT 70点以上
TOEFL ITP(団体受験)Lv.1で525点以上 - 募集人数:20名程度
トビタテとは違い、
応募資格にいくつかの縛りがありますが、
募集人数が20名程度ということで、
かなり狭き門です。正直この高待遇でこの募集人数は、
あまり応募資格は関係ないのではないかと感じてしまいますが。笑
選考方法
選考方法は3つに分かれていまして、
二次審査:面接(オンライン)
三次審査:受け入れ企業による選考
および日欧産業協力センターによる派遣者認定
なかなかハードでした。笑
ヴルカヌスは英語の小論文が必要でした。
英語作文も大変なので2倍以上です。
- プログラム参加志望理由
- 大学・大学院・高専での専門分野について
- 受入企業に対して自分が貢献できることは何か
これらを書く必要があります。
まず日本語の書類を書き、
先輩に添削してもらいボコボコにされます。
やっと日本語版が完成したと思ったら英語版です。
これは留学生に添削してもらいました。
かなり書き方のスタイルが違ったので
ああでもないこうでもないと
意見を交わしながら書いていました。笑
このような添削をしてくれる人がいない場合は、
文章を添削してくれるサービスを
使うのもおすすめしますよ!
一番有名なのはココナラですよね。
テレビでも聞いたことがあるのではないのでしょうか。
文章添削してくださる方はたくさんいるので、
是非チェックしてみてください!
トビタテ!留学JAPANと何が違うのか
ここまで見ていると、
ヴルカヌス・イン・ヨーロッパは
トビタテよりも高待遇なプログラムなように見えます。
実際に僕はそうだと思います。
金銭面心配せずに過ごせますし、
インターンシップもできる。
しかし、何点かトビタテと違う部分もあります。
ヴルカヌスは完全に受け入れ企業とのマッチング
トビタテ!留学JAPANは
自分で留学先を見つけてくることができます。
自分で期間を決めて、
自分がやりたいことをできる留学ですね。
ただヴルカヌスは、
完全に受け入れ企業とのマッチングです。
なので、とても極端な話ですが
自分は宇宙関連の企業にインターンが行きたいんだ!
という学生がいるとしますよね。
そしてめちゃくちゃ熱意もあって、
素晴らしい経歴、資料も申し分なくても
企業側で
宇宙関連の事業に
取り組んでいなかったら
マッチングは起きないわけです。
なのでそこは残念ながら落選という形になります。
イメージは以下のようになります。
このような形ですね。
どちらかが欠けてもインターンシップは成立しません。
企業のインターンシップに集中する必要がある
これは当たり前のことなのかもしれないですが、
トビタテの場合だと、
あれもやりたい!これもやりたい!
ということが通じるんですよね。
1年間留学期間があるとして、
半年はアメリカで留学、もう半年はベトナムで留学
というスタンスを取れるわけです。
なんなら3カ国行く人もいます。
受け入れ機関を見つけることができれば!
見つけることが難しい場合は、
留学エージェントに聞いてみるのも
一つの手です!
実質0円でオーダーメイド留学|夢カナ留学
しかしヴルカヌスは
もうインターンが決まったら
そこに集中する必要があります。
一本化する必要があるという訳です。
コミュニティ作り
ヴルカヌスは募集要項のところでもお話しした通り、
合格者数は年20名と狭き門です。
なのでヴルカヌス生
(呼び方が合っているのかはわからないですが。笑)
は一年で20名しか排出されない訳です。
超少数精鋭ですよね。
なので、
トビタテが一つの強みにしている
強力なコミュニティと同じものは
少し難しいかもしれないな。
と思っています。
(あくまでも個人の感想です)
でも確実に合格された方々が
ヨーロッパにいるので
そこは強いかもしれないですね、
すぐにみんなで会えそうですし!
留学中、
日本人同士で固まり過ぎるのは
僕的にはあまり推奨してませんが、
仲間が近くにいるという安心感はすごいですからね。
これらが僕が考えるトビタテとヴルカヌスの違いですかね。
このブログを読んで、もっとこれが違う!
という方はぜひ教えてください🙇♂️
トビタテとヴルカヌスどちらの方が優れているか
本当にこれは
僕の独断と偏見が詰まっている部分
になりますので、許しください。笑
留学だけに集中したい人は、
ヴルカヌス!
コミュニティや
繋がりも意識したい人はトビタテ!
僕の結論はこれです。
やっぱり金銭面と安心感はすごすぎます。
背に腹は変えられません。
やっぱりそこはヴルカヌスが強いなとは思います。
理系特化型のプログラム
というところもすごくいいなと思っています!
ただ、こういう人もいました
金銭面は正直どっちでもよくて、
トビタテのコミュニティに入りたいだけです。
これを2次面接の際に仰られていた人がいて、
正気か?!
金銭面で問題ないなら
自分で留学行ってくれよ、、、
と思っていました。笑
でも今なら納得できますね。
トビタテの繋がりはすごいです。
↑ここにトビタテの強みを書いています!
なので、
ヴルカヌスとトビタテは
それぞれのメリットありますよね〜
という話です。笑
僕のブログでは、
こんな感じで高専生や理系学生にも
申請できそうな奨学金も紹介していこうと思っています!
では!