皆さん、こんにちは!
トビタテ!留学JAPAN 第15期生としてカナダに渡航している、Hiroです!
本記事では、前回に引き続き
トビタテ留学JAPANの一次審査、今回は申請書を作成するにあたっての
アドバイスや注意点
をお話ししていきたいと思います。
あくまでもこれは、
僕が意識していたことになりますので、
必ずしもこれが正解というわけではないです!
まだ、準備編を読まれていない方は、是非読んでいってください!
1次審査で提出した申請書
前回の記事でもお話ししましたが、1次審査で提出する申請書は留学計画書と、自由記述書です!
ガクシーで記入して、あとは大学にお願いする形ですね。
その中で、以下のことを書く必要があります。
まずは、留学計画書です!
(255文字以下)
・留学計画のタイトル
(65文字以下)
・留学の目的、留学計画の達成目標および概要
(1000文字以下)
・留学先での主な活動
(255文字以下)
・留学計画の実現可能性
(500文字以下)
・留学の成果及びその測定方法の詳細
(400文字以下)
・期待できる留学の成果の活用
(500文字以下)
・アンバサダー活動*およびエヴァンジェリスト活動*について
(500文字)
*エヴァンジェリスト活動:自分の経験を語り伝えることで、
留学機運醸成の一翼を担う活動のことです。
要は留学に行く人をどんどん増やすための活動です。
A4紙に2枚まで以下のトピックで好きなように自分をアピールしました。
・困難を克服した経験
・留学を通じて得た成果を社会へどのように還元するか
・その他自己アピール
これが一番大切!申請書は人に読んでもらおう!
トビタテの合格体験記を書いているほとんどの方が仰っていると思いますが、本当にその通りだと思います。
文章力に自信があるし、自分だけでやる!人に見てもらうのは面倒くさいし。
それも一つの考えだと思います。
・一般的ではない単語を使っていて、それを指摘してもらえる
・自分の考えを改めてまとめることができる
・2次審査の対策にもなる
大きく分けてこの4つだと思います。
具体的にお話ししていきます。
いくら自分の文章力に自信があっても、
自分の主観がたくさん入っている文章になるので、人が読んだらわかりにくい表現はどうしても出てくるんですよね。
先ほどもお話ししましたが、書かないといけない箇所はかなり多いです。
その分、矛盾しているところが出てきたりしまいます。上の欄と下の欄で微妙に内容が違うとかですね。
それを修正することは自分自身では限界があると思います。
書いた本人は
これが一番ベストなんや!
と思って書いてるわけですからね。
誤字脱字などの初歩的なミスも自分だけの添削では見落としがちなので、添削してもらうことでそのようなミスは激減すると思います。
これは理系あるあるなのかもしれませんが、
自分が今まで行ってきた研究分野の内容を専門用語通りに説明してしまいがちです。
トビタテの申請書類は、
あなた自身の専門分野以外の方々も読み、評価していると思います。
むしろそちらの方が多いでしょう。
そこであなたが専門分野の言葉をたくさん使っていて、全く伝わらなかったらどうでしょうか。
せっかく素晴らしい研究や調査をしているのにもったいないですよね。
読んでいる方も気持ち良くはありません。
僕もたまに人の文章の添削をするのですが、
同じ理系でも専門分野外の内容になると単語が全くわからなかったりします。
そうなると、何を言っているのかわかりません。
人に文章を添削してもらうことで、このような混乱を招くことが激減すると思います。
人に添削してもらうと、大体添削してくださった方々から質問が飛んできます。
○○って書いてるけど、
これはなんでそう思ったの?
とか
△△って書いてるけど、
これは何がきっかけで思ったの?
みたいな感じですね。
自分の中では○○がきっかけで留学に行きたい!と書いていたとしても、
文章だけだとどうしてもその熱意が伝わらない場合があります。
その足りない具体的なところを追記、修正するだけでなく改めて、
自分は何をしたいのか、
なぜこの計画にしたのか。
など立ち止まって考え直す、いいタイミングにもなると思います。
僕は申請書類のクオリティを上げることは、2次審査への対策にもなると思っています。
2次審査についてはまた次の記事でも書きますが、
僕の場合は、自分が書いた1次審査で提出した書類をもとに面接されました。
てっきり自分の書類は読んだ上で面接されるのかなと思っていたんですが、
そんなことはなかったですね。
書いている内容について質問されてそれ通りに答える、
面接官が深掘りをしてきたらそれに対して踏み込んで答える、こんな感じでした。
だから1次審査の書類を磨くと、自然と2次審査の面接でもぼろが出ることなく、自信をもって受け答えできるようになります。
これらが僕が思う、申請書類を人に添削してもらうメリットになります。
留学期間はしっかり考えておこう!
次に、資料を作成するにあたっての注意点なんですが、
留学期間は予定しているもので、できるだけ長い期間書くことをおすすめします。
僕は大学を1年間休学して留学しているので、
最長で2023年の9月から2024年の9月まで留学するという計画で提出するということも可能でした。
ただ、就職活動や日本の大学の研究の引き継ぎなどの関係で9月に帰国するのはタイミングが悪い気がしていました。
あと、留学期間をそこまで深く考えていなかったので
3月末までに帰ってきた方がいいかな〜。
まあ長くできたら後から申請できるやろ。
という感じで留学期間を適当に2023年の8月から2024年の3月という期間で留学期間を設定していました。
そして、数ヶ月が経ち、
復学後の将来の自分を考えて就職活動のことも考えると、
2023年の9月〜2024年の6月が自分の中で最も良い留学期間なのでは無いかと考えるようになりました。
そこで、当初考えていた、
合格してから留学期間の変更をできることは知っていたので、
2023年8月〜2024年3月の8ヶ月間の留学から
2023年9月〜2023年6月の10ヶ月間の留学に変更したところ
奨学金は当初申請していた8ヶ月分しか貰えません。
ということが大学から伝えられました。
プラスの2ヶ月間の奨学金は全く出ません。自費です。
やっちまいましたね〜〜〜
自分の甘い思考が仇となって帰ってきましたね〜〜〜
申請書類を書くときにもっと真剣に後先のことを考えておいたらよかったと後悔しています。笑
なのでこれを読んでいる皆さん、留学期間は長めにとっておくのが吉かもしれません。
留学期間が長いと合格しにくい、ということは聞いたことがありませんので
自分の留学計画にあった、期間にするのがベストだと思います!
書類作成で意識していたこと
最後に、書類を書くにあたって僕が意識していたことをお話しします。
・結論から書く
・内容はより具体的に、難しい言葉を使わない
高専2年生の際に、ニュージーランドのダニーデンに2週間の研修留学を行いました。
韓国に旅行に行ったことがあり、
学部4年生のときに、カナダのウォータールー大学に2ヶ月間研究留学しに行った経験があります。
(136文字)
その一方で自分の英会話力の低さを痛感しました。
この経験から、今まで以上に日本で英会話の練習に取り組み、英会話力を向上させました。
高専2年次には、ニュージーランドの大学への海外実習に自ら参加しました。
現地学生や地域の方と交流を深めるとともに、日本のことを英語で発表し、オーストラリアでの悔しさを晴らすことができました。
また大学4年次では、カナダの大学で2ヶ月の実務訓練を行った経験があります。
(254文字)
自分の経験だったり、失敗した経験から何を得たのか。
それらをアピールするのも一つの方法だと思います。
でも、そこに具体的な情報をプラスすると案外文字数はすぐ埋まります。
僕はそれを意識して申請書を書いていました。
海外の長所を学び、自国に反映させていくべきだと考えます。
そのためには海外に視点を向けることが重要です。
日本ではグローバルな活動が求められており、そのように活動していくことが、私も重要だと考えているため、将来は○○として国内外で活躍できる人材になりたいと考えております。
近年日本では○○が問題となっています。
海外の長所を学び、自国に反映させていくべきだと考えます。そのためには海外に視点を向けることが重要です。
日本ではグローバルな活動が求められており、そのように活躍していくことが、私も重要だと考えています。
どんな研究室?どんな研究?
どんな企業に行って
何に関するフィールドワークが必要なのか?
自分じゃないとこれはできない!
とか
留学の内容をここまで具体的に考えていますよ。
真剣に留学したいんです!