こんにちは!
トビタテ!留学JAPANの15期生としてカナダのウォータールー大学に留学しているHiroです!
僕は、ウォータールー大学にInternational Visiting Graduate Studentとして留学しているのですが
渡航直前に、学生ビザではなく、就労ビザを取得する必要があることに気づきました。笑
結果的に無理やり学生ビザで入国して、のちにカナダ国内から就労ビザを申請することになるのですが、これはあまりお勧めできないので
大学院生でこれから留学をする人に向けて注意喚起も含めた僕の体験談になっています!
学生なのに就労ビザが必要なわけ
学生ですよね?なぜ就労ビザがいるの?働くの?
いいえ。働くつもりは全くありません。ただ、法律で決められているので取らないといけません。
僕は学生ではあるのですが、
ウォータールー大学的には学生というよりかは、外国から来た研究員扱いになるそうなんです。
詳しくはページを参考にしてください。カナダの移民局のページです。
海外の機関*が資金の支援をして、カナダの機関からカナダで研究活動を行うように招待された人が、このページの一番上に書いてあるInternational Mobility Programに当てはまるということになります。
この*海外の機関というのが、トビタテになる訳ですね。
まとめると、
カナダの大学が、
海外の機関から資金の援助を受けている学生を研究員として招待する場合、就労ビザが必要
ということになると思います。
このような事情があって、就労ビザを取らないといけないといけないことになります。
ただ、他のカナダの大学で、修士の学生として留学していても学生ビザで留学できている人もいるので、受け入れ機関先の大学にビザはどれをとればいいのか聞くのが一番いいと思います。
就労ビザが必要かもしれない!
ということを頭に入れておいて欲しいだけです。笑
就労ビザが必要になるまでの経緯
ここからは僕が就労ビザが必要という絶望的な状況になるまでの状況をお話します。
カナダ渡航前のお話
〜渡航2ヶ月前〜
流石の僕でも長期間滞在するにあたって、ビザが必要なことは知っていました。
学生ビザを申請したいので、招待の手紙をいただいても良いですか?
おっけー。送るから必要になる書類送ってくれへん?
わかりました!(提出)
ここから1週間後に、先生から独自の招待状が届き、無事に学生ビザを申請することができました。
そこから約2週間後、教授からメールが送られてきました。
え!君もう修士の学生なん!
ほな手続きが複雑になるから結構時間かかるかもしれへん。
わ、わかりました!
追加でいくつかの書類を提出した後、2週間後、大学の事務の方からメールが届きました。ここではもう渡航まで1ヶ月を切っています。
これが、正式な招待状になります。
これらを元にビザの取得を進めてください。詳しくはこのリンク先のページを見てくださいね。
ビザの取得?何を言っているんだ?もう学生ビザは受け取れる状態なのに。
こう思った僕は
招待状、ありがとうございます!
もうすでに学生ビザを受け取れるのでそこは問題ありません!
という旨を伝えました。
これが、大きな間違いでした。
僕は事務員さんから送られたリンク先のページを流し読みしただけで、しっかり読んでいなかったのです。
もう必要書類が完全に揃っていると思い込み、何もせずにいると渡航1週間前に
就労ビザの申請はお済みですか?
あなたの場合、就労ビザがないと本大学で研究することができません。
え?就労ビザいるんですか?
ここで初めて気がつきました。学生ビザの受け取り許可が出た時点で、就労ビザの「し」の字も頭にありませんでした。
まじかよ!!就労ビザいるのかよ!
しかも調べるとオンラインで申請すると、許可が出るまで平均6週間。無理すぎる。
飛行機のチケットをすでに取ってあるし、変更したらすごい金額がかかる。どうしよう。
カナダ入国後のお話
大学に到着したら、事務に連絡するよう事前に指示があったので大学に連絡しました。
無事にカナダに入国でき、大学にも到着しました!
ようこそウォータールー大学へ!
いきなりですが、就労ビザのコピーを頂けますか?
くぅ〜〜〜っ。やっぱりいるかぁ〜〜。もちろん就労ビザは取れていないので
すいません。就労ビザは取れていません。
代わりに学生ビザならあります。(学生ビザ提出)
ワンチャンスにかけましたね。一応これで合法的に1年間は滞在できるわけですからね。
頼む!これで許してくれ!!
しかし、
メールでもお伝えした通り、
あなたの場合は就労ビザが必要です。取れていない場合本学で研究できません。
ですよね〜〜。だめですよね〜〜。
大学のメアドも動かないし、アカウントにもログインできないし、学生証も貰えない。
何より研究ができません。
これは非常にまずい。入国しても何とかなるもんじゃないですね。
就労ビザを申請するために、大学から二つ選択肢を与えられました。
・自分で直接国境へ行き、申請する(即日発行)
僕の留学期間は10ヶ月間なので、150日も待ってる余裕はありません。
選択肢は二つに一つでした。
国境で働いている怖いオフィサーと、やりとりをするのは本当に嫌でしたが、これしかありません。自分で国境へ行き、直接申請!!
僕は車を持っていないので、手続きができるのはナイアガラの滝の国境しかありません。
ここから本当に苦労しました!!!!笑
続きはまた後日、別の記事でお話します。
とまあ自分の甘い判断がここまで事態を大きくしてしまいました。笑
事務員さんが送ってくれたリンクのページを読めば、こうなっていなかったかも知れません。
なので、これを読んで下さっている大学院生でこれから留学する方は、自分がどういう立場で留学をするのかをしっかり理解しておく方がいいと思います。
学生ビザでいいのか?もしくは就労ビザが必要なのか?
これを受け入れてもらう大学側に事前に聞いておくことを強くお勧めします。
では!