こんにちは!
現在トビタテ15期生として
カナダのウォータールー大学に留学しているHiroです!
私は現在研究留学しているウォータールー大学に、
2023年の1月から2月まで、2ヶ月間の研究留学していました。
本記事では、
元高専生が中期間の留学体験向けてどのような準備を行ったか
についてお話ししようと思います!
本記事を読めば、
・受入機関先
・中期間の留学に向けての準備
・どうやって滞在先決めたのか
これらがわかります!
元高専生が中期間の研究留学を行ったきっかけ
研究留学と言っても、
僕の大学のプログラムの一環でいくことが出来ました。
何が今までと違うのかというと、
留学にかかる費用を奨学金という形で大学からいただく事ができました。
この奨学金は自分の熱意を伝える事で得る事ができたので本当に嬉しかったですね。
僕の大学(豊橋技術科学大学)は、
学部の4年生の1,2月に実務訓練に行くことが義務付けられています。
実務訓練というのは、
わかりやすく言えばインターンシップみたいなようなもので
(大学は全く別物と言っていますが、わかりにくいのでインターンシップと思っていいです)
- 学部の間に得た知識をどのように社会で実践できるのか
- 社会に出ている技術者はどのように課題解決しているのか
というものを学ぶプログラムになります。
豊橋技術科学大学では、
その実務訓練を国内で行うか、
海外で行うかの二択で選ぶことが出来ます。
幸いにも、
新型コロナウイルスの感染拡大が収束に向かっているおかげで
僕の代から海外での実務訓練を行うことが許されました。
なので僕らより上の何世代かは海外の実務訓練がいけない、
なんなら実務訓練を行うことが出来なかった代もありました。
僕たちは本当に運が良かったです。
なので僕はもちろん、海外での実務訓練を希望しました。
なんなら
これを行うために豊橋技術科学大学に入学したと言っても過言ではありません。
細かい説明は省きますが、
僕は豊橋技術科学大学の中でもグローバル思考が強いコースに在籍しています。
そのコースに在学していると、海外で実務訓練を行うことが義務付けられていたんですね。
(新型コロナウイルスの感染拡大により特例あり)
そこで、僕はカナダに行ってみたい!という理由から指導教員にお願いをし、
カナダに研究留学をすることが出来ました。
受け入れ先は、ウォータールー大学になります。
ウォータールー大学
カナダのオンタリオ州、ウォータールーに位置するウォータールー大学。
1957年設立の理工系に長けた大学です。
日本での知名度はあまり高くないですが、
コンピューターサイエンスや数学の分野では
北米でとても有名な大学です。
メディアでは、「北のMIT」などと取り上げられたり、
オンタリオ州には有名なトロント大学がありますが、
コンピューターサイエンスの部分ではトロント大学よりも有名だとのことです。
滞在先が決まるまでのお話
留学先が決まったらまずは、
滞在先を早く決めましょう。
まず学生寮に泊まれない事が確定して
それからは、
どこか安いAirbnbで泊まるか〜〜
という軽い気持ちでいたんですが、大きな間違いでしたね。
結構危なかったです。
まずAirbnb。
これがめちゃくちゃ高い。ウォータールーの隣にある割で月8万円。
Airbnbはなし。これしか考えていなかった僕が次に取った行動は
Facebookで安い宿探しです。
どんな方法かというと、
その地域で宿を貸したい人と借りたい人が入っているコミュニティに入り参加するという感じです。
こんな感じですね。
ここで僕はこう発信しました。
すると何人かからメッセージが送られてきました。
何人かとは連絡を取ったのですが、
早く契約した方がいいですよ!と急かしてきたり
プロフィールの画像が本当に本人の顔なのか信じる事ができなかったり
曖昧な回答しかしなかったり。
もう誰も信じる事ができませんでした。
最後の手段として、受け入れ先の指導教員にお願いしました。
色々試したけど良い宿を探す事ができなかったので、
知り合いの人がいたら教えて欲しいです。
と。
自分でみつけたかったのですが、背に腹は変えられません。
-20 ℃の中凍え死にたくないですしね。
そしたらなんと、
指導教員のお友達のご自宅でホームステイさせてもらえることに!
しかも家賃月600 $で!
(2023年1月当時:6万円)
すぐにお願いしました。頭が上がりませんね。
このような繋がりを探すのも難しそうであれば、
安いホテルに2週間ほど泊まり、
その間に歩き回るか学生に安いアパートはないか聞くなど、
自分の足で探す方法もありかと思います!
現地に着いて歩いてみたら空き部屋は割とありそうです。
これが滞在先を見つけるまでのお話です。
ホテルは基本的に高いですが、
長期滞在する場合は安くなるので一度チェックするのもおすすめです!
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中期間の留学に向けての準備
ここでは
僕は中期間留学するにあたって
準備したことをお話ししていきます。
英語に関する準備
たまに、
海外実務訓練を行うにあたって
英会話の準備をされたりしましたか?
という質問をしてくださるんことがあるんですが、
日常会話という部分では特に僕は何もしていませんでした。
僕は留学生とシェアハウスで住んでいたり、
所属研究室に留学生が居た事もあって、
自分の英会話のベースはできていました。
強いていうなら受け入れ先の教授が出している論文を読んで、
専門用語の勉強を行っていました。
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渡航、現地での生活
- マナー、ルールの確認
カナダと日本で生活するにあたっての大きな違いは「チップ」です。
これが本当に生活するにあたって大きな出費です。
例えば、外食してかかった費用が20 $だとします。
大体チップはその値段から15~20 %ほどの額を支払い、
加えてカナダ(オンタリオ州)の税金は13 %かかるので、
なんやかんや27 $ぐらいかかることになります。
ここは渡航する前に覚悟していました。
そして、カナダで挨拶するときは少しだけ会話をします。
こんにちは!だけでで終わらないんですね。
こんにちは!最近元気にしてる?最近何かあった?
みたいな会話が結構続きます。
なのでそこも事前に調べておきましたね。
- VISA関係の確認
日本人または日本のパスポートを持っている方は、
ありがたいことにほとんどの国でVISA取らずに渡航することが出来ます。
カナダやアメリカもその一つです。
ただ、「eTA」という電子渡航認証で、
事前にオンラインで申請する必要があります。
申請には7 $ぐらいかかります。
このeTAの手続きを完了すると、
パスポートのみでカナダに最大4ヶ月間滞在することが出来ます。
(未成年は追加の書類が必要)
僕の場合はパソコンで申請してから15分ほどで完了の通知が来ましたね。
カナダの南に位置するアメリカに入国するときは、
「ESTA」というものが必要になります。
こちらもオンラインで申請することが出来ます。
申請料は20 $ぐらいでした。
ESTAを取得できると観光者として連続90日間滞在することが出来ます。
僕はカナダに滞在中にアメリカにもいきたかったので、
ESTAを取っておきました。
申請してから30分ぐらいで完了の通知が来ましたね。
全然苦じゃなかったです。
もし海外に中期間以上留学、滞在するのであればVISA関係の書類は絶対に確認しておいてください。
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- 公共交通機関の仕組みの確認
これも大事です。まずは空港ですね。
これから留学だ!早速飛行機に乗るぜ!トランジットも初めてだ!っしゃぁぁ!
と気合いを入れていても、
自分の飛行機が何便で、
どこのターミナルに止まるのか、
ターミナル同士の移動はどのようにすればできるのか
トランジットをするのであればこれは渡航前に確認しておいた方がいいです。
おそらく空港の公式ページに移動の仕方は書いていると思いますが、
見にくい場合もあるので、それは先代の日本人のブログを読んで脳内でイメージしておくのがいいかもしれません。
僕はそうしていました。
トランジットに手こずると、
最悪飛行機を乗り過ごすということにもなりかねません。
これは僕の意見なのですが、
トランジットをする際は(特に国が変わる場合)
最低3時間は余裕が欲しいです。できれば4時間欲しいです。
トランジットをする国が最終目的地でなくても、
その場で入国審査を受けたり、
その後にまた手荷物検査があったり割とすることが多いです。
トランジットには時間に余裕を持たせておきましょう。
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次に現地のバスや電車です。
留学先が大都市から近ければそこまで苦労はしないかも知れませんが、
僕の場合カナダのウォータールーという場所で、
トロントから電車やバスを駆使して約3時間かかるんですよ。
直通のバスや電車はほとんどありません。
もちろんSuicaも使えません。
どうするんやって話ですよね。
空港についてから人に聞きまくるのも億劫ですよね。
これも先人のブログを読むのがおすすめです。僕もそうしていました。
ただどうしてもわからない時があるのでそれは人に聞いていました。
みんな親切に教えてくれました。
僕はトロント⇄ウォータールーというどこに需要あるねんと言いたくなるルートをまた別の記事でご紹介します。笑
などなどいくらでも調べたら事前準備はできたりします。
なので最初からストレスフリーな生活を送りたければ、
しっかり準備しましょう!
準備はやりすぎぐらいが丁度いい!!
次の記事では実際に僕が留学していたときのお話をします!